〜安定を手放して得た、やりがいある人生〜
はじめに:25歳の自分へ伝えたいこと
私はかつて、大手企業でOLとして働いていました。
高卒で入社できるのはとてもラッキーな会社。親戚からは「辞めるなんてもったいない」「安定してるんだから」と何度も止められました。
でも今は、あのとき辞めてよかったと心から思っています。
その理由の一つは、地元に戻れたこと。
年に数回しか帰れなかった生活から、両親の近くで暮らせるようになったのはとても大きかったです。
25歳での転職。
「やり直せる?」「勉強についていける?」と悩んでいたけれど、今の私は声を大にして言いたい。
大丈夫、全然ついていける。むしろ30代でも遅くない。40代だって気合い次第でなんとかなる。
ただひとつ、今の私からリアルなアドバイスをするとすれば――
夜勤は年齢が上がると本当に堪えます。
でも、60代の先輩ナースたちも頑張っているから、私も甘えてはいられません(笑)
看護師になるまでのリアルな道のり
看護学校の学費は、なるべく安いところを選びました。
生活費は、県の奨学金と日本学生支援機構(JASSO)の2本立て。
さらに、「卒業後にその病院で働くこと」が条件の病院奨学金を借りている同級生も多く、クラスの半数ほどはそうして学費をまかなっていました。
看護学生時代は、年下のクラスメイトと仲良くなり、一緒に出かけたり、鍋パーティーをしたり。
看護師を目指しているからこそ、**みんな協調性や思いやりがあって、すごく楽しかった。**まるで第2の青春でした(笑)
実習は厳しかったですが、チーム制だったため支え合いながら乗り越えることができました。
看護師として働いて感じたリアル
いざ看護師になってみて思ったのは、体力勝負だということ。
命を預かる現場では、観察力、判断力、知識…あらゆる力が求められます。
かつて椅子に座って仕事をしていた頃とは全く違う世界です。
就職先については、実習中に先輩ナースから教えてもらった病院に決めました。
この病院は、基本給も民間と比べて大きく違いました。
転職サイトに相談した際、「給与のベースが全然違う」と教えてもらい、今の職場に決めたのは正解だったと今でも思っています。
東京だと都立病院、大阪だと府立病院というところです。国立病院機構etc…
あの頃の自分へ伝えたいこと
- 自信がなくても、始めていい
- 大人になってからの学びには意味がある
- 失敗してもやり直せる。むしろそれまでの経験が武器になる
20代でも、30代でも、40代でも。
人生をやり直すのに遅すぎることなんてありません。
最後に:これから看護師を目指すあなたへ
安定を手放し、看護師へ転職した今、私は後悔していません。
確かに簡単な道ではなかったけれど、
今の私は、自分の仕事に誇りを持って働いています。
「このままでいいのかな…」と悩んでいる人へ。
この文章が、あなたの背中を少しでも押すきっかけになれば嬉しいです。

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