「またか…でも、もう泣かなかった」
もう驚きもしない。
驚くかもしれませんが、これは“つい最近”の出来事です。
実は、私が一括で借金を100万円立て替えてから半年も経たないうちに、また夫が借金を作っていました。
正直、信じられない気持ちでした。
でも、以前の私と違って、もう泣き叫ぶことも、責め立てることもありませんでした。
それは、**前回の経験から学んだ「冷静でいる力」**があったからです。
借金再発に気づいた瞬間とそのリアル
ある日、夫が突然怒鳴り出しました。
「くそー!!」
「また外れた!!」
「朝から1つも当たらない!!」
「もう3万円も使った!!」
「正直に言う。前回以上に使ってる。」
大声は近所迷惑になるので、そこだけは注意しました。
すると、夫は素直に理由を話し始めました。
借金の再発理由は…
- 数ヶ月前、競馬で20万円ほど当てたことがあり、それがきっかけで火がついた
- 「一発で取り返せる」と夢を見るように、毎日のように競馬・競輪・ボートレース・パチンコ漬け
- パチンコでも、「高設定っぽい演出」に騙されて、1回で10万円以上使う日も
この話を聞いたとき、人間性に呆れました。
それでも、不思議と私は取り乱さなかった。
なぜ“冷静”でいられたのか?私の変化と背景
過去なら、泣いて怒って責めて、心がボロボロになっていたと思います。
でも今回は、以下のような変化が自分にありました。
- 家計管理の知識が身についていた(アプリで収支を把握)
- 「怒っても何も変わらない」と学んでいた
- **“夫の借金は夫の責任”**と割り切れるようになった
- 私にとって大事なのは、「家計と生活を守ること」になっていた
- 経験から、“感情は邪魔になるだけ”と知っていた
- 節約して私が働けばいい(夫のためではなく自分や娘の為)
私が取った“戦略的な行動”リスト
感情ではなく、すぐに「次どうするか?」に意識を向けました。
取った行動は以下のとおりです。
- 借金の利子と返済額を把握
毎月33,000円の返済。うち13,000円が利子。 - カードや銀行口座は私が管理中
- 家計のキャッシュフローを見直し
生活費の見直しと、支出の「見える化」を徹底。 - 夫には必要最低限の金額しか渡さない
借金返済が増えても、小遣い分のみを渡す。 - 夫婦間で誓約書を作成
約束を“言葉だけ”にせず、目に見える形にしました。
自分の心を保つためにやったこと
家計の管理だけでなく、自分の心のケアも大事でした。
限界を超えないように、以下のことを意識しました。
- チャットGPTや日記に感情を吐き出す
- 推し活/YouTubeで“自分”を取り戻す時間
- 「私だけが背負うことじゃない」と意識的に思い直す
- 娘の存在が支えになった
今は「夫は養育費を入れて、時々娘の世話をする同居人」と思ってます。
まとめ|感情じゃなくて“行動”で未来を変える
借金癖は、きっとすぐには治りません。
でも、それで自分が壊れてしまったら意味がない。
家計は“感情”で管理するものではありません。
数字と戦略で、冷静にコントロールできると実感しました。
「またか」と言える強さは、“準備と経験”がくれたものだった(泣)
同じように悩んでいる人へ——あなたのせいじゃありません。
自分の将来のお金は、自分の手で守っていきましょう。
家計も人生も、戦略次第で立て直せると私は信じています。

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