こんにちは。
今日は、私のこれまでの転職の歴史、そして「やりたいこと」と「生きていくこと」のバランスについて書いてみようと思います。
音楽の道を目指したかった、でも選べなかった
高校卒業後、本当は音楽の専門学校に進学したかった私。
だけど、家庭の事情もあり、すぐに就職の道を選びました。
就職先は、大手のソ◯ー。環境は恵まれていましたが、早期退職制度をきっかけに5年で退社。
そのとき上司との面談で「退職後は何がしたいの?」と聞かれ、「音楽の専門学校に行くか、看護師になりたい」と答えました。
上司はこう言いました。
「音楽が好きな人はたくさんいる。音楽が嫌いな人はいない。」
「音楽は好きだけで食べていけない。看護師になった方がいい。」
この言葉、当時は苦しかったけど…正直、現実を突きつけられた感覚でした。
音楽の世界を少しだけ、アルバイトでのぞいた青春
その後、ライブハウスでドリンカーのバイトを始めました。
200人規模の小さな箱で、RADWIMPSに出会えた日。もう感動で心が震えました。
カクテルの作り方も覚えたし、お客さんのエネルギーや空気感も感じられて、本当に楽しかった。
でもその中で気づいたのは、私は“音楽の仕事”に就きたいというより、「音楽のある世界が好き」だったのかもしれない、ということ。
ライブハウスの事務に誘われた時、裏方になりたいわけでも、PAや照明を極めたいわけでもなかった。だからこそ「アルバイトで関われたこと」で十分だったんだと思っています。
派遣OLとして働いた日々、そこでの挫折
その後、大手企業ト◯タに派遣OLとして勤務。
でも、上司からのパワハラに悩まされ、精神的に限界がきて退職しました。
ある飲み会の席で、人生そのものを否定されるような言葉をぶつけられたことが、辞めるきっかけに。
「このままでいいのかな」「何のために働いてるんだろう」
心がポキッと折れた瞬間でした。
看護学校に進学。いろんな科を経験して今に至る
そして私は、ようやく看護学校に進学。
総合内科、精神科、小児科とさまざまな科を経験し、今も看護師として働いています。
特に精神科での経験は、私の中でとても大きな学びとなりました。
精神科で学んだ「人との向き合い方」
精神科では、患者さんの“育った環境”や“生育歴”“性格”が病気に大きく影響していることを学びました。
例えば、ちょっと変わってるなと思う人がいたとしても、
「この人、もしかしたら何か抱えてるのかもしれない」
そう考えるだけで、イライラせずに接することができるようになったんです。
患者さんのご家族に言われた言葉が今でも忘れられません。
「好きで病気になったわけじゃないのに…」
本当にそうです。
病気はその人の“せい”ではなく、“状態”なんですよね。
「病気がそうさせている」と捉えることで、ずいぶん心がラクになりました。
最後に|心の余白を持てる働き方、生き方を探して
転職歴が多い私ですが、それぞれの経験が今に繋がっています。
そして何より、自分の気持ちや体を大切にして生きていくことが、何よりも大切だと感じています。
人の心はいつも完璧じゃない。
だからこそ、自分に優しく、そして他人にも優しく。
あなたの今いる場所は、心から「ここで良かった」と言える場所ですか?
もし、そうじゃなかったら…ゆっくりでも、自分の「本音」に耳を傾けてみてくださいね。
✨読んでくださるみなさんへ
同じように迷いながらも、日々を頑張っている方がいたら、
ぜひコメントやメッセージであなたの経験も教えてください。
「私だけじゃなかった」と思えることが、何よりの支えになります🌿

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